本校が置かれている鹿嶋市三笠地区は,市の東南にあり,旧鹿島町の中心,鹿島神宮の東南部に位置し,神宮の神域であった。
戦後,食糧増産のため開拓者を募り,山林の開拓が始まったが,開発はたいへん苦労を極めた。
昭和40年代以降,鹿島開発の進展に伴い,住宅団地の造成が相次ぎ,人口増加が顕著になった。
現在の学区はひばり,つばさ,あおぞら,よつば,三笠西,東山,宮津台,粟生団地,高天原の9地区に分かれている。
開発が進むにつれ,行政機関や官公署等も本地域に移転されてきたり,新たに建設されたりした。その主なものをあげてみると,市役所(旧町役場),中央図書館,勤労文化会館,保健センター,鹿嶋警察署,鹿嶋郵便局,NTT,病院,銀行等があり,鹿嶋市の中心街を形成している。
また,学区を国道51号線・124号線が走っているが,平成13年より124号バイパスが開通しいっそう交通量が増加,それに伴い,学校付近の交通量が急激に増えている。
保護者の大部分は,進出企業関係の会員であり,全国各地より転入した人々である。教育に対する関心はきわめて高く,PTA活動も自主的で活発である。