先日,校長室にあらわれたトンボの名前を教えていただこうと掲載(けいさい)しましたが、
ざんねんながら,子供たちにとってはむずしかったようです。
そこで,茨城県ミュージアムパークの研究室の先生に本校のHPを見ていただいて教えていただきました。
答えは「サラサヤンマ(更紗蜻蛉)」ヤンマ科
*形態(けいたい)及び生態(せいたい)→体長65mm内外の小型のヤンマで,体色は黒色に黄色~黄緑色の斑紋(はんもん)がある。里山的環境(さとやまてきかんきょう)の保存(ほぞん)されている平地から丘陵地(きゅうりょうち)の湿地(しっち)や休耕田(きゅうこうでん)などに生息(せいそく)し,成虫は5~6月に出現(しゅつげん)する。
*分布状況(ぶんぷじょうきょう)→日本特産種(にほんとくさんしゅ)であり,北海道,本州,四国,九州に分布する。
*近似種(きんじしゅ)→本土(ほんど)には近似種はいない。
*生息地→茨城県内の低地から丘陵地の湿地や小河川(しょうかせん)に広く生息するが,減少傾向(げんしょうけいこう)にある。
*生存(せいぞん)の危機(きき)→生息環境(せいそくかんきょう)が悪化(あっか)しつつあり,生息地の荒廃(こうはい)および個体数(こたいすう)の減少が懸念(けねん)される。
*特記事項→茨城県2016 準絶滅危惧(じゅんぜつめつきぐ)に指定(してい)
※上記の説明文は,「茨城県レッドデータブック〈動物編〉2016年改訂版(昆虫・クモ類) P143」からの抜粋になります。
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