例年行われている地域防災訓練ですが、新型コロナウィルスの感染拡大に伴い規模を縮小して
児童のみで、避難訓練、防災講話、体験活動を行うことになりました。
しかし本日、雨天のため避難訓練など屋外での活動を一部中止して実施しました。
防災講話は、国土交通省関東地方整備局霞ケ浦河川事務所より事業対策官をお招きし、
洪水や豪雨災害時の避難の仕方やマイタイムライン、「自助・共助・公助」についてお話しいただきました。
体験活動は、2つに分かれて行いました。
1~4年生は、鹿嶋市交通防災課にご協力いただき、模擬避難所設営体験を行いました。
縦割り班ごとに、テントや段ボールベットなど組立て、運んだり実際に寝てみたりしました。
5・6年生は、鹿嶋市消防本部より「あっぱくん」をお借りして、心肺蘇生法体験を行いました。
しかし実際にやってみると、手順を覚えたり体力が必要だったりと、その大変さに驚きました。
そこで、倒れている人がいた時に自分たちで出来ることは何だろう、ということを考えました。
「声をかける。」「大声で助けを呼ぶ。」「AEDを持ってくる。」などの意見が出ました。
全員が、学校に設置されている本物のAEDを持ち運ぶ体験を行い、
「AEDがある場所をいつも気にしておくことも、人助けになることが分かりました。」との感想がありました。
それぞれの体験活動をとおして、自助や共助について考える機会となりました。
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